2019.12.31

2019.12.31
さとみ

ヤスオ兄さんへ

【速達】貴重品バッグ(パスポート・財布入り)を送迎のミニバンに忘れたよ…

大晦日にこんな手紙を書くことになるとはね。私らしいつうか、何というか。

よく遠足で「帰るまでが、遠足です」とか言うじゃん?まさにあれですね。

ブダペストに行った帰りに、やらかした。
温泉につかりまくって、もう完全に気が抜けてたっていうか。
いや、ブダペストの時点で、もう気が抜けてやらかしてた。値段確認しなかったせいで、ぼったくり価格じゃね?っていうものを頼んでしまったり…。

ベオグラード⇔ブダペストは飛行機が少なく、バスやミニバン送迎の方が多いんだけど、今回はミニバン送迎geatourにしてみたんですわ(料金がバスとほぼ同じだったから)。
車内は全員セルビア人で、日本人の私にも英語で色々説明してくれたり、話しかけてくれたり、お菓子くれたり、いい人たちだった。
相乗りだから5組乗ってて、私は最後から2番目に降ろされたのね。
で、家の前に着いて、小さいスーツケース降ろして、サブバック持って「チャオ~!」とか言って手を振って。セルビアでは親しい人にはチャオ(こんにちは、さようなら)。
で、3分も立たないうちに「はっ!!!!貴重品入れてるバッグ忘れた!」って気づいたけど、ミニバンはもういずこ。いないよね。道路で気づく、チャオじゃない。
このとき17:15。(色々やりとりしてるから時間が分かってる)

やばいっっっっっ!
あの中にパスポート入ってる!!!!
もちろん、財布もカードも。
現金は大金入れないようにしててユーロ、セルビアディナール、ハンガリーフォリントのトータルでも4,000円位で、なくなっても諦めがつく。
カードは予備があるから、何とかなる。
けど、パスポートが…。年明けにまた使う予定なのに。つうか、年末年始は大使館が休みでパスポートを紛失すると大変って、Twitterでさっき見たばっかりじゃんよ。
かろうじて、iPhoneは握りしめてた。

私のスマホだとブダペストでつながらないから、geatourのやりとりは居候してる人にお願いしてたもんで、急いで電話してもらう。
でも、geatourは毎日色んな送迎をしてるし、ドライバーが誰か分からない。調べてかけ直す。みたいな回答が17:20。外にいてもしょうがないし、家に入る。
ドライバーさんの写真を撮ってればよかったな。車両の写真は撮ってたけどナンバープレート写ってないわ。わざと写してないわ。ドライバーさんと話してたけど、名前も聞いてないわ…。

セルビアのgeatoursの送迎白い車
ミニバン送迎のことを手紙に書こうとかろうじて撮ってた写真

残り1組だった(母親と幼稚園児+赤ちゃん)けど…。カバンが座席の下にいってる可能性があって、見つけられないかもな~。日本だと最後に車内清掃とかチェックするけど、セルビアはどうかな~。車両基地に戻ったらどの車か分からなくなるかな~、明日違う人乗せたら終わりだな~。パスポートの再発行ってどうすんのかな~。カード止めないとな~。ブダペストに着いたときは荷物全部あるか、パスポートあるか確認して降りたのに帰りは完全に気が抜けてたな。とか思いつつ、スーツケースの荷物を片付ける。

連絡が来ないから、17:50に今度はSMS(テキストメッセージ)で連絡。

18:00折り返しの電話が来て「どっから乗ったの?え?ブダペスト?ブダペストは今日2便あったんだよね。もう1回調べてかけ直すわ」
たしかに、ブダペストから違うミニバンが出てたな~。
18:05くらいに「何忘れたの?白いポーチだったら事務所にあるけど、違うの?(忘れ物は事務所に届けられる仕組みらしい)え?ハンドバッグ?(←サイズ的にハンドバッグサイズだから)。色は?あぁ、事務所にあるよ」

!!!!!!!

事務所にあるって!まじで?いや、けど、いろんな便の落とし物が届いてるから、違う人のバッグかもしれんし。あの親子は家が遠そうだったから、ミニバンはまだ事務所に戻ってないんじゃない?けど、とりあえず事務所に行きます!すぐ行きます!!!

で、バスに乗って事務所に着いたのが18:30くらい。

Geatours事務所入り口の銀色の扉
geatourの事務所の入り口

扉を開けたら運転手やら事務所の人がいるも、ブダペストのあの運転手さんはおらず。
やっぱ違うバッグじゃね?と思って、キョロキョロしてたら、やりとりしてた事務所のおじさんとおぼしき人が「おぉ~!さとみ~!(←日本人ってことは伝えてるから見たらすぐ分かる)」って言ってくれて、「カバンこれ?」って差し出されて「それです~~~!!!!!!!」
で、両手あげて喜んで、ガッツポーズしてたらよかったね、みたいな感じの笑顔をくれて。

中身チェックのためにカバン開けたら、私がぐっちゃぐちゃに放り込んだハンドタオルが
ぐっちゃぐちゃのまま荷物の一番上に入ってて。
これは中何も触られてないわって思いつつ、パスポートとカードと財布があるのを確認。

「フバーラ(ありがとう)!フバーラプーノ(どうもありがとう)!」を連発して、お礼のチップ(遺失物取得者には日本でも何割か渡すよね)を渡そうとしたら「いやいらない」と言われて「いやいやいや」「いらない」「いや、みんなでこれで何か食べてよ」の押し問答をして、結果「いいんだ。とにかく旅行を楽しんでくれたらいいから」みたいな感じになって。チップも受け取らず。ジェントルマン過ぎるでしょ、どうなってんのよ。

18:40くらいに事務所を出て、バス乗って家に戻ってきたのが19:00過ぎでした。

で、あとから気づいたんだけど、iPadを探すアプリで探せば、どこにあるか分かったんだよな。つーか、iPadもカバン中に入ってたんかいっ!まじで丸ごとやなって感じですけど。
そのアプリ自体を忘れてたら意味ないね。

だから、ほんとに感謝です。今回はほんとにいい人たちだった(ドライバーさんもgeatourも乗客の人)から、無事に戻ってきたけど、この組み合わせじゃなかったら、なくなってるのが普通だと思うんだよね。置き忘れた私が2000%悪いから。
日本で物をなくしても、戻ってくるのに感動するってよく言うけど、その気持ちが痛いほど分かったわ。

ということで、来年は気を引き締めていこうと思います。引き締められるのか?そもそもの問題の気がするけど?という不安はあるけども。ブダペストからの気の抜けた手紙が、そのうち届くはず…。
では兄さん、よい年越しを。

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さとみ
さとみより

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