2019.12.06
ヤスオ兄さんへ
兄さん、今月の塩はおいくらでした?ヴィエリチカ岩塩坑ツアー
サラリーの語源は?
今月の塩?いつも以上に頭のネジとんでる感じがしますが、サラリーマン(和製英語)のサラリーの語源は「塩」なのですよ。
ヴィエリチカ岩塩坑で働いていた人は給料を塩でもらっていたそうで、当時は金より高価だったと。
ポーランドには「値段がしょっぱい」という言葉があるくらい、今でも塩が根付いてます。
知ったか風に書いてるけど、ここの情報はガイドさんから聞いたままなので悪しからず。
ヴィエリチカ岩塩坑には、クラクフからの現地の日本語ツアーで参加したよ。
個人で行く場合はバスと行って、公式ガイド同伴ツアーにその場で申し込むみたい。
10月だったからかな?比較的スムーズに入れた
ガイドは各国の言葉であるけど、日本語はなく、ツアーも開催の時間が決まってるみたいだね。
私たちは、ガイドさんがポーランド人だったので、ポーランド語の岩塩坑公式ガイドについていきました。夏はすごく待つこともあるらしい。5月は現地の修学旅行シーズンで、これまた混むらしい。
25年前まで実際に掘ってたヴィエリチカ岩塩坑は、全長300㎞(観光客にはほんの1部しか公開されてない)。
健脚の人じゃないと難しい。長い下り階段
最初に階段をひたすら降りるんだけど、そこで岩塩坑の深さを実感。健脚の兄さんなら余裕でしょう。私はひざが笑うほどではなかったけど、なかなかでした。
上も下も横も、全部塩!
下についたら、もうそこは塩の世界。
2,000年前は海だったところで、天井も壁も床も、通路も全部塩です。
岩塩坑に教会が多い理由
地下に施設を作るのは、とても大変だし危険と隣り合わせ。
火事対策のほかにも、敬虔なカトリックのポーランド人ですから、岩塩坑には40か所の教会あって、作業に入る前には必ずお祈りしてたそうです。
人力から馬力になっていく様子が分かる
通路をひたすら歩いていくと、どういう風に掘っていたか分かるようになってます。
始めは人力だけだったけど、馬を導入。2002年まで馬がいたんだって。
おじさん妖精が道案内
通路が色々あるけど、ガイドさんがちゃんと案内してくれるのと、このおじさん(妖精)が正しい方向へ導いてくれます。
ヴィエリチカ岩塩坑のメインは広い聖キンガ礼拝堂
で、ヴィエリチカ岩塩坑といえば聖キンガ礼拝堂。人の小ささで大きさ察してくださいまし。めちゃ広い。
3人の抗夫が作り上げた驚き
で、ここの何がすごいって、ここ3人の抗夫が作ったんだって!仕事終わったあとに。
正確にいうと、最初2人が作ってて完成しないままになっていたのを最後の1人が完成させたらしい。
仕事終わりにこんな大仕事…。頭が下がります。
たぶん、この空間自体はあったのかなぁという気はするけど。
レストランや休憩スペースもある
岩塩坑の中はかなり歩くけど、レストランもあるからお腹すいても平気。ただ、少人数単位のツアーで動いてるから、ゆっくりはできないと思う。
帰りはラクラク、エレベーター
帰りはエレベーターで地上へ。お土産屋さんをちらっと見て、2~3時間のツアーは無事に終了。
ということで、兄さんの今月のサラリーはいかほどでしたでしょうか。
2人で持ち上げるくらい?それとも、伯〇の塩1㎏?あ、伯〇の塩で、工場見学できるじゃん!
ヴィエリチカ岩塩坑も体験ツアーがあるようだったけど、ポーランド語だと思う…。兄さん、ヴィエリチカ岩塩坑か伯〇の塩、どちらかに行って作業して、サラリー受け取ってね!
※情報は2019年12月現在
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