2019.12.10
ヤスオ兄さんへ
世界遺産の木造教会。シフィドニツァとヤヴォル平和教会へ
ヴロツワフからシフィドニツァ教会へ
のどかな風景を見ながら1時間ちょっと。なかなかとばしてくれたので、あっという間にシフィドニツァ教会へ。
ここからは教会にあった日本語説明のファイルを元に、知ったか風でお伝えします。
「三十年戦争」後の講和条約によって、プロテスタントの教会の建築が許可されたけど、建設には厳格な条件がつけられた。
・建材は材木、粘土、砂、藁に限る
・1年以内に建設を終えること
・塔や鐘を設けてはいけない
・教会は市壁の外側に建てること など。
なので、建設当初は塔も鐘もなく、その後建てられたそうな。
で、色々制限あったけど、出来上がりがこちら
釘を使ってないの??
金属とか使っちゃだめって言われて、釘が使えなかったのとは思えない!
もちろん、建てた当時から色々と追加してアップグレードはしてるだろうけど。
祭壇にはお供えの野菜や果物。
なんだかかわいらしいけど、1657年の最初に礼拝をやったときから、こうやって地元の人が通い続けてるんだな~と思うと感慨深い(360年以上経ってるからね)。日本にも古いお寺や神社にお供えものあるもんね。
シフィドニツァ教会もヤヴォル教会も、意外に街中にあるんだよね。
写真だけ見てたら、村はずれにぽつんと立ってそうだけど。
ヤヴォル平和教会へ
こちらもプロテスタントの木造教会で、同じ制限をかけられたわけだけど、そんなこと感じさせない。
こっちも、釘を使ってないの??
制限かけられたほうが知恵を絞るとかいうよね。知恵を絞った結果もあるだろうけど、信仰心が詰まってることがすごく分かったよ。
キリスト教の宗教改革は、上馬キリスト教会の超簡単説明でもどうぞ。
※情報は2019年12月現在
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